- Q
リフォームとリノベーションの違いは何ですか?
リフォームは、古くなった部分を元の状態に戻したり、修復することが主な目的です。
例えば、「壁紙を張り替える」「水回りの設備を新しくする」「外壁を塗り直す」など、経年劣化を修繕して美観や機能を回復する作業が含まれます。
つまり、リフォームは「修繕」や「復旧」の意味が強いです。一方でリノベーションは、建物全体に大きな改造や機能追加を行い、価値を高めることが目的です。
例えば、「間取りを変更してオープンスペースにする」「断熱性能を向上する」「最新のスマートホーム設備を導入する」など、住みやすさやデザインを一新し、より現代的な住環境を提供するための大規模な改装がリノベーションにあたります。違いをまとめると...
- リフォーム
- 修繕・修復が主な目的。古い部分を新しくし、元の状態に戻す。
- リノベーション
- 大規模な改装・改善が目的。新たな価値や機能を追加し、空間を一新する。
簡単に言えば、「リフォーム」は元の状態に戻すことであり、「リノベーション」はより快適で価値ある空間に生まれ変わらせることです。
- Q
リノベーションにどれくらいの期間がかかりますか?
リノベーション期間の目安
部分的なリノベーション(キッチンやバスルームのみなど)
- 期間
- 1~2週間程度
- 内容
- キッチンや浴室など特定の場所を改装する場合。設備交換や壁紙の貼り替えなどであれば、比較的短期間で完了します。
中規模リノベーション(間取り変更を伴わない室内全体のリノベーション)
- 期間
- 1~2か月
- 内容
- フローリングの張り替え、壁や天井の補修、断熱材の追加など、建物の内部全体をリニューアルするケースです。内装や設備の更新が中心となり、工期もやや長くなります。
大規模リノベーション(間取り変更や設備の総入れ替え、耐震補強を含む)
- 期間
- 3か月~半年以上
- 内容
- 間取りを変更したり、耐震補強を行う大規模な工事の場合、設計から施工までの期間が長くなります。特に古い物件で構造的な補強や下地からの改装が必要な場合には、半年以上かかることもあります。
期間に影響を与える要因
- 建物の規模と築年数
- 古い建物や特殊な構造の物件は、解体や補強工事に時間がかかることがあります。
- 設計と許可申請
- デザインの打ち合わせや許可申請には数週間かかることもあり、特にマンションなどでは管理組合の承認が必要な場合があります。
- 素材の納品状況
- 特注品や輸入材を使う場合は納品に時間がかかることもあります。
- 工事内容の追加や変更
- 工事の途中でプランを変更すると、追加の作業が必要となり、工期が延びる可能性があります。
リノベーションの計画を立てる際には、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。
- Q
リノベーションの費用はどのくらいかかりますか?
リノベーションの費用も、規模や工事内容、使用する材料の質、建物の状況によって大きく異なりますが、一般的な目安として以下のように考えられます。
リノベーション費用の目安
部分的なリノベーション(キッチンやバスルームのみなど)
- 費用
- 50万円~200万円程度
- 内容
- キッチンや浴室の交換、壁紙や床の張り替えなどの改装。高級設備や素材を使用するとさらに費用が上がります。
中規模リノベーション(一部屋または複数の部屋の内装と設備の改装)
- 費用
- 200万円~500万円程度
- 内容
- 複数の部屋の床や壁、天井の内装のリニューアル、収納の追加、窓やドアの交換、断熱材の追加など。部屋数が多いほど費用も増加します。
構造的な強化(耐震補強など)、スケルトンリフォーム(骨組みだけ残しての改装)、高級設備や輸入材の使用など。フルリノベーションや、古い建物の構造的な補修が必要な場合は、かなりの費用がかかります。
- 費用
- 大規模リノベーション(フルリノベーション、古民家や築年数のある建物など)
- 内容
- 1000万円~2000万円以上
費用に影響する要因
- 建物の広さや間取り
- 面積が広くなるほど、材料や工事の手間がかかるため、費用も増加します。
- 築年数と建物の状態
- 古い建物は、構造や下地の補修が必要な場合が多く、費用がかさむ可能性があります。
- 使用する材料や設備のランク
- 高級な床材、壁材、最新のキッチンやバス設備、スマートホーム対応の設備などを選ぶと費用が上がります。
- デザインの複雑さ
- 特注のデザインや家具・収納を含むリノベーション、複雑な間取り変更なども、費用に影響します。
補助金やローンの活用
自治体によっては、耐震補強や省エネリフォームに補助金が出ることもあります。また、多くの金融機関がリノベーション向けのローンを提供しているため、計画に合わせて利用を検討するのも良いでしょう。
- Q
リノベーション工事中は住み続けることができますか?
リノベーション工事中に住み続けられるかどうかは、工事の規模や内容、そして家の構造によって異なります。以下に、住み続けられるかどうかのポイントを説明します。
住み続けられる可能性が高いケース
部分的なリノベーション(一部の部屋のみの改装)
- 内容
- キッチンやバスルームの設備交換、リビングの内装のみの改装など。
- 住み続ける可否
- 住み続けられる可能性が高いです。工事範囲が限定されているため、生活に大きな影響は少なく、生活スペースを避けながら工事を進められることが多いです。
- 注意点
- 工事箇所の使用が一時的に制限されるため、キッチンやトイレなどの一部設備が使えない場合があります。また、工事の音や埃にも注意が必要です。
中規模リノベーション(一部の間取り変更や複数の部屋の改装)
- 内容
- リビングやキッチン、寝室など複数の部屋の内装リニューアルや、収納追加など。
- 住み続ける可否
- 場合によりますが、工事のスケジュールを調整しながら部分的に住み続けられることもあります。
- 注意点
- 工事期間中の生活動線を確保し、工事箇所によっては仮設キッチンや簡易トイレを用意する必要があるかもしれません。
住み続けるのが難しいケース
大規模リノベーション(間取り変更やスケルトンリフォームを伴う工事)
- 内容
- 間取り変更、耐震補強、壁や天井の解体などを含むフルリノベーション。
- 住み続ける可否
- 住み続けるのは難しいです。建物全体の工事が必要となるため、騒音や粉塵の影響が大きく、居住スペースがほとんど確保できなくなる場合があります。
- 対策
- 一時的に仮住まいに引っ越し、工事が完了するまで待つ方が一般的です。仮住まいの費用が発生するため、リノベーションの予算に加えておく必要があります。
耐震補強工事や配管の交換工事
- 内容
- 構造強化のための壁や床の補強、老朽化した配管の交換など。
- 住み続ける可否
- 難しいケースが多いです。家全体の構造に影響する工事であるため、住むことが困難になる場合が多いです。
住み続ける場合のポイント
- 工事内容と工程の調整
- 工事箇所を順番に進め、生活スペースを確保するように調整してもらうことが可能か、業者に確認してみましょう。
- 工事の音や埃対策
- 騒音や埃が発生するため、防塵シートの設置や騒音の時間を配慮してもらうなど、工事業者と事前に対策を相談しましょう。
- 仮設設備の設置
- キッチンやバスルームが使えない期間には、仮設設備を用意してもらえるか確認しておきましょう。
リノベーションの内容や状況によっては、仮住まいの利用も視野に入れて、生活のストレスや工事の効率も考えながら検討することが大切です。
- Q
築年数が古い家でもリノベーションできますか?
築年数が古い家でもリノベーションは可能ですが、構造や劣化の状態によっては注意点が増え、通常のリノベーションに比べて追加の工事や費用が発生する可能性があります。
以下、古い家のリノベーションで特に注意すべきポイントを挙げます。耐震性の確認
- 日本の建築基準法は1981年に耐震基準が改定され、それ以前に建てられた建物は耐震性が不足している場合が多いです。そのため、耐震診断を行い、必要があれば耐震補強をすることを検討する必要があります。
- 特に、1981年以前の「旧耐震基準」で建てられた住宅は、基準を満たすための補強工事が重要です。
基礎や構造の劣化状況の確認
- 古い家では、基礎のひび割れや柱、梁の劣化が見られることがあります。木造住宅ではシロアリ被害も注意が必要です。これらの劣化を放置するとリノベーション後の安全性に問題が出るため、建物診断を行い、必要に応じて補修や交換が必要です。
- 特に湿気の多い地域や土台が直接地面に接している家では、念入りに基礎部分の状態を確認しましょう。
水回り・電気設備の更新
- 古い家の給排水管や電気配線は、老朽化が進んでいることが多く、新しい機器や設備に対応できない場合があります。水道管や配線の交換は、リノベーションのタイミングで行うのが一般的です。
断熱性能の向上
- 築年数が古い家は、断熱材が不十分であることが多く、夏は暑く冬は寒い状態になりがちです。リノベーションの際に断熱材を追加したり、窓を二重ガラスにするなどの断熱改修を行うと、快適さが向上し、光熱費の削減にもつながります。
アスベストや古い建材の確認
- 1970年代以前の住宅には、アスベストが使用されていることがあり、改装工事時に健康リスクが生じる可能性があります。そのため、専門家によるアスベスト調査を実施し、アスベストが検出された場合は、安全な処理方法に従って撤去する必要があります。
デザインと間取りの自由度
- 古い家では、間取りの自由度が新築よりも少ない場合があり、特に木造軸組工法の住宅では、構造上の柱や壁が多いため、間取り変更に制約があることもあります。
- 一方で、古民家風の趣を活かしたリノベーションや、昔ながらの梁や柱を活かしたデザインを取り入れるなど、古い家ならではの魅力を引き出す工夫も可能です。
リノベーション費用の見積もりに余裕を持つ
- 築年数の古い家では、工事が進むうちに想定外の修繕箇所が見つかることが少なくありません。そのため、リノベーションの予算にある程度の余裕を持つことをお勧めします。
- Q
リノベーション後の保証はありますか?
お客様に永く安心してお住まい頂くための保証プランもご用意しています。お引き渡し後に万が一不具合が発生した場合は速やかに修繕いたします。また、定期的に点検を行い、しっかりとアフターフォローいたします。
- 住宅設備機器5年保証
- 住宅設備機器の不具合や自然故障への補償とアフターサポートをいたします。補償対象機器に保証対象となる故障・不具合が発生した場合には修理もしくは必要に応じて新品交換を行い、保証期間であれば何度でも無料修理を実施します。
- 定期点検
- 定期点検建物の状況を定期的に点検し、不具合の早期発見・早期対応への取り組みを行っています。
リフォームとリノベーションではお引き渡し後、2ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年の計6回の点検を無償で行います。
※小・中規模工事は対象外です
- 一斉アフター点検
- 弊社では、年に1回お引き渡しから1年以上経ったお住まいに一斉アフター点検を実施しています。
ご希望・ご要望があればスタッフが訪問し、お住まいのトラブルを最後までしっかりと対処いたします。
内容によっては有償になってしまうこともありますが、軽微なメンテナンスは無償で対応いたします。
※小・中規模工事は対象外です
※弊社で工事した範囲に限ります
- Q
耐震性や断熱性能を向上させることはできますか?
はい、リノベーションで耐震性や断熱性能を向上させることは可能です。築年数が古い住宅でも、適切な工事を行うことで、地震に強く、快適でエネルギー効率の良い住環境に改善できます。
- 耐震性の向上
耐震補強工事を行うことで、地震に対する強度を高められます。特に、1981年以前の「旧耐震基準」で建てられた建物は、現在の耐震基準を満たしていないことが多いため、耐震補強を検討する価値があります。
- 耐震診断
- リノベーションの前に、建物の耐震診断を専門家に依頼し、強度や劣化状況を確認します。
- 補強方法
- 建物の構造や状態に合わせ、壁や柱の補強、耐震パネルの設置、基礎の補強など、さまざまな方法で耐震性を向上させます。特に壁を増強する「耐震壁の追加」や、金属製の耐震ブレースを設置することで、横からの揺れに強くなります。
- 基礎補強
- 古い建物では、基礎部分の強度が不足していることがあり、地震での倒壊リスクを下げるためにコンクリートで基礎を補強する方法もあります。
- 断熱性能の向上
古い住宅は断熱性能が低い場合が多く、冬の寒さや夏の暑さ、結露などが問題になることが少なくありません。リノベーションで断熱性を高めることで、快適さや省エネ性能が向上し、光熱費も削減できるメリットがあります。
- 断熱材の追加
- 壁、天井、床に断熱材を追加する方法です。特に外壁部分に断熱材を追加する「外断熱」工法や、床下や天井裏に断熱材を敷き詰める「内断熱」が効果的です。
- 窓の断熱改修
- 窓は住宅の中でも特に熱が出入りしやすい場所です。二重窓(ペアガラス)や断熱性能の高い樹脂サッシを取り入れることで、窓からの熱の出入りを抑えられます。また、二重窓にすると防音効果も向上します。
- 気密性の向上
- 断熱材と合わせて気密性を高めることで、冷暖房の効率がアップし、より快適で省エネな住宅にできます。ドアや窓周りの隙間をなくすための施工も併せて行うと効果的です。
- 耐震性の向上
耐震・断熱リノベーションの費用と注意点
- 費用
- 耐震や断熱工事は比較的大規模なリノベーションに含まれるため、一般的に費用が高めになります。耐震補強は数十万円から数百万円程度、断熱改修も工法や使用する断熱材により数十万円から数百万円かかることがあります。
- 補助金の利用
- 自治体によっては、耐震改修や断熱リノベーションに対して補助金制度を設けている場合があります。地域の行政や専門業者に相談してみましょう。
- Q
リノベーションのデザインや間取りの提案はしてもらえますか?
はい、デザインや間取りの提案をしております。特にリノベーションでは、住む人のライフスタイルや好みに合わせて最適な空間をつくるためのプランニングが重要です。
まずは理想のイメージや要望をお伝えください。打合せを重ねながら、暮らしに寄り添った理想のお住まいを一緒に描きましょう。 - Q
他社との違いはなんですか?
「リビア・リノベーション株式会社」は京都を拠点とした注文住宅やリノベーションを手掛ける工務店で、特に「自然素材」と「京都らしい和のデザイン」を取り入れた家づくりに強みを持っています。「リビア・リノベーション株式会社」と他社の主な違いについていくつかのポイントを挙げてみます。
- 自然素材へのこだわり
- 「リビア・リノベーション株式会社」は、漆喰や無垢材など、自然素材を使った住宅づくりに特化しています。これにより、室内の空気が清潔で湿度を調整しやすく、快適な住環境が実現されます
- 京都らしい和のデザインと調和
- 京都に根差した会社であるため、京都の伝統的な和の要素を現代の暮らしに取り入れたデザインが得意です。町家風の外観や和の趣を感じさせる内装など、京都の風景に馴染むデザインが人気です。
- 一貫した設計・施工管理
- 「リビア・リノベーション株式会社」では、設計から施工、アフターサービスまで一貫した管理を行っています。設計士と施工管理がチームを組んで進めるため、デザインと施工がスムーズに連携し、イメージ通りの仕上がりが期待できます。
- アフターサポートと地域密着
- 京都のエリアに特化しているため、アフターサポートの手厚さや迅速な対応も強みです。リノベーション後も定期的な点検やメンテナンスがあり、顧客との長期的な関係を大切にしています。
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